日本一細長い半島“佐田岬”では、その特異な地形から生まれる独特な景観美を至るところで楽しむことができる。その中でも代表的なビュースポットを巡るコース。
風光明媚!ビュースポット巡り
- 個人・グループ・団体向け
- 所要時間:7時間(車及び徒歩)
- 三崎港起点(四國、本州から電車や車で佐田岬半島に来られる方にオススメのコースです。)
三崎港
椿山展望台
佐田岬灯台の少し手前にある椿山。この小高い山に四国最西端の展望台があります。佐田岬灯台より少し高い位置にあるので、灯台と豊予海峡、九州を同時に一望できます。
佐田岬灯台
四国最西端!絶景
佐田岬灯台は、瀬戸内海国立公園に属し、日本一細長く突き出た佐田岬半島の先端にそびえ立つ、白亜の灯台です。対岸の関崎灯台に代わり、立地上豊後水道の航行安全の主役を務める形で建設され、レンズ‚灯器類一式を同灯台から移設し、大正7年4月に点灯されました。昭和41年5月、灯台に併設された電波灯台レーラーク・ビーコンとともに、豊後水道を往来する船舶の安全に大きく寄与しています。 また、佐田岬の南沖合650m付近に黄金碆(おうごんばえ)という岩礁があり、潮流が速く通航船舶の障害となっていたので、昭和25年9月、岩礁上に灯柱が設置されました。しかし、保守作業が大変危険でした。昭和51年佐田岬灯台から岩礁を照射する方法(黄金碆照射灯)に変更して、管理の合理化と船舶通航の安全に大きく貢献しています。 灯台までは、駐車場から灯台までおよそ1.8km 樹生林の間を縫うように舗装された遊歩道が続いており、徒歩で約20分程度かかります。途中、長い坂道や階段もあるので運動に適した服装で散策されることをお勧めします。灯台の手前にある椿山展望台からは、九州を背景に灯台を一望することができます。晴れた日の灯台からの景色は最高で、豊予海峡をへだてて九州を間近に見ることができます。豊後水道を往来する多くの大型船も見ることができると思われます。また、灯台のある岩壁には、旧陸軍の豊予要塞の砲台跡があり、遠くなった戦前の面影を残しています。
御籠島展望所
せと風の丘パーク
せと風の丘パークは、巨大な翼を回し続ける美しい11基の風車が尾根づたいに並ぶ、壮大な風景が楽しめる公園です。一番高い風車は高さなんと78m!展望台からは穏やかな瀬戸内海・宇和海の青い海と佐田岬半島の美しい自然が眺望できます。また、駐車場から展望台へと続く散策路の途中にある休憩施設には、風速や発電量、CO2削減量がデジタル表示される学習パネルも設置されています。
権現山展望台
権現山展望台は、佐田岬半島のほぼ中心に位置し、標高378mの山で、県立自然公園として整備されています。山の東斜面に張り出している六角形をしたテラス状の木製展望台からは、瀬戸内海と宇和海が同時に見られ、眼下には三机湾の全景を望むことができます。 権現山は、バードウォッチングポイントとしても有名で、春にはサシバ・ハイタカなどのワシタカ類をはじめ、小鳥類では、ヤブサメ・ツバメ・サンコウチョウ・オオルリ・ホトトギスなどの夏鳥が渡ってくるのを県内でいち早く観察できます。展望台には、駐車場はありますが、トイレはありません。
瀬戸展望休憩所
瀬戸展望休憩所は、佐田岬メロディライン沿いにあり、宇和海を一望できる展望台です。 ギリシャ神殿のような白亜の展望台で、2階のデッキからは宇和海が眼下に広がり、心地よい潮風を受けることができます。また、宇和海を背にすれば、目の前には風車がそびえ立っており、佐田岬半島の風景を楽しませてくれます。ドライブの目的地としても、ロングドライブの休憩所としてもゆっくりくつろげるスポットとなっています。展望台には、トイレもあります。